勉強しなきゃいけないのはわかるけど、やる時間ないな。
平日は日中ずっと仕事で残業もあるし…。
休日は疲れてそれどころじゃないし、家事だったり家族サービスだったり…。
と、社会人になると、なかなかに自分の時間は減ってしまいます。
平日時間が取れない分、社会人の勉強時間は休日にまとめて確保するべきです。
この記事は、
社会人の勉強時間を休日に確保するちょっとしたコツとそれを継続するコツを紹介します。
休みたい気持ち、超わかる!でも…
平日は一日中働いて、残業もあって、帰ってからも休む間もなく…。
という生活の方は多いと思います。
実際、私も似たようなものです(笑)
残業時間に厳しい会社ではありますが、少し前までは月60時間近く残業してました。
日付変わってから会社を出ることが週に3回、なんて時もありました。
そうなると、ちょっとした隙間時間は何とかなっても、まとまった時間を確保するのって結構厳しいですよね。
新しい内容を勉強するときなど、ある程度連続して勉強したいものですよね。
TOEICの模試をやったら、問題解くだけで2時間ですからね(-_-
だからこそ、休日に時間を作るべきなのです!
24時間のうち、会社に拘束されている時間はゼロです。
そこから、1時間でも2時間でも捻出しましょう。
平日忙しいからと、土日の2日間がお休みの方であれば、48時間きっちり休まなくても大丈夫です。
休むと言い聞かせて、惰性で過ごしている、なんて状態になっていませんか?
そういった時間を勉強に充てましょう。
48時間のうち、1時間や2時間だけでも自己研鑽として投資をしてください。
勉強できる仕組みを作る
とはいっても、休日はどうしても気が抜けてしまいます。
私もよくやっていたのですが、朝起きて、お布団の中でスマホチェックして、そのままだらだら過ごして昼過ぎになって、なんとなくもうやる気しないし、休日だからまあいいか、みたいな(笑)
大体、日曜日の終わりごろに公開するんですよね。
そうならないために、勉強する仕組みを作っておきましょう。
私のおススメは次の③です。
① 起床時間を変えない
② 勉強スイッチを作る
③ 勉強するしかない環境を作る
それぞれ深堀していきましょう。
① 起床時間を変えない
まずこれです。
休日はついつい遅くまで寝てしまいますよね。
起床時間が激変する方、多いと思います。
…私も、気を抜いたら平日の起床時間と変わってしまいます(-_-;)
しかし、起床時間は変えないべきです。
生活のリズムを崩すことは、体にとって負担になりますし、何より月曜日の朝がしんどくなります。
脳の働き的にも、朝の時間に朝日を浴びてからが最もパフォーマンスがいいようです。
今まで気づいたら過ぎ去っていた休日の朝の時間を投資できれば、とてもお得な気分になれますよ。
ご家族や家事があっても。朝の時間なら比較的自由度が高いと思います。
睡眠時間が足らない!という場合は、お昼寝の時間を作ってください。
睡眠回数を増やすことで頭はかなりすっきりします。
② 勉強スイッチを作る
これをしたら勉強をする、という合図を自分の脳に刷り込んでください。
いきなり脱線しますが、鳥を飼っている飼い主さんが、どうやってその鳥にご飯をあげることをしつけているかご存じですか?
私自身は鳥を飼ったことがないので友人から聞いた話になりますが。
例えば、ベルが鳴ったらご飯をあげて食べさせる、というルールとしましょう。
最初は当たり前ですが、ベルを鳴らしてもご飯は食べません。
そこで、鳥が自分からご飯を食べたタイミングでベルを鳴らします。
そうすると、しばらくは鳥の頭に「?」が浮かぶ状態が続きます。
それを繰り返しているうちに、ご飯を食べたらベルが鳴る、と認識するようになります。
慣れてきたら、ご飯を食べる前にベルを鳴らすようにします。
それを繰り返した結果、「ベルが鳴ったらご飯なんだ」と理解します。
(理解します、といういい方は正確ではないかもしれません。
反射といった方が正しいのかもしれません。)
このようにして、ベルが鳴ったらご飯、という状態が完成します。
この現象を自分にも応用してみてください。
私のおススメはコップ一杯の水を飲むことです。
簡単に実践できますし、勉強で水分は実は大事なので、一石二鳥だと思います。
③ 勉強するしかない環境を作る
最後は、勉強するしかない環境に行くことです。
寝室でできないなら書斎を作る、家でできないなら図書館やカフェに行く、などです。
考え方としては、自分の勉強しない言い訳をどんどん排除していくイメージです。
私の場合は、広い机を買って、その机の上に無駄なものは一切おかないことにしています。
ひとり暮らしを始めるタイミングで、大きな机を購入するようにしています。
それだけで、勉強しないと、という気持ちにもなりますからね。
家の中には誘惑が多いので、それらをいかに排除するかを考えてみていください。
もし、何が誘惑になっているかわからなければ、勉強しようと思って勉強していないときに
何をしていたかをメモしてみてください。
それがあなたにとっての誘惑です(笑)
ストレスを減らし続けて勉強する方法
勉強を開始する準備ができたら、それをただやるだけでなく、続けられる仕組みにしてしまいましょう。
たくさんのことを同時に意識するのは難しいので、まずはたった2つだけでいいので意識してみてください。
① まずはやること自体を目標にしてしまう
人間だれしも、大きな目標を掲げて、それに向かってガンバろうとするものです。
それ自体は素晴らしいことだと思います。
でも、ちょっと待ってください!
その目標、いったん忘れてください。
大きな目標の前に小さな目標を立ててください。
勉強することを習慣化するための目標です。
「簿記2級に合格する」の前に「毎日簿記の勉強をする」という感じですね。
目標達成に必要なのは目標よりも前に行動が必要です。
簿記の勉強をできない人が簿記2級に受かるわけないのでまずは勉強そのもののハードルを下げましょう。
② 成功体験を記録する
そして、記録をつけてください。
①で習慣化のための目標を立てたら、それができたかどうかを記録するのです。
私の場合は、エクセルでカレンダーを作り、それを印刷します。
寝る前に、その日の習慣化の目標が達成できたらその日に〇をつけています。
一昨日もできたし、昨日もできた、今日もできた、よし、明日もガンバろう
といった感じです。
どんなに小さなことだったとしても、自分で建てた目標を毎日達成するのを続けてください。
そうすれば習慣化が見えてきます。
まずは21日、次は60日、そして90日
そして、これらのポイントがあります。
まず、このとき立てる習慣化の目標ですが、できるだけ簡単なものにしてください。
毎日続けることが狙いなので、一日10回腕立て伏せをするとか、1日1ページだけテキストを読むとか、「え?こんなちょっとじゃ意味ないんじゃないの?」というレベルのもので構いません。
…現状、それすらできていないんですから、小さく進みましょう(笑)
千里の道も一歩より、です。
そして成功体験の記録ですが、普段よく目にするところに置いておいてください。
デスクの前の壁とか、自室のドアとか、とにかく意識する回数を増やすということです。
これらを意識して、続けていくのですが、最初のハードルは21日です。
ここまでの継続が第一のハードルです。
この間がおそらく一番しんどいと思いますが、なんとかここまでガンバってください。
その次は60日です。
ここまで続けるとほとんど習慣になっていると思います。
それができたら90日です。
90日続けられたらもうやらない方が気持ち悪くなってきます。
この3つの数字を目指して継続してみてください。
まとめ
今回の記事では社会人の勉強を休日にやるポイントについて説明しました、
起床時間を変えず、1時間でも2時間でも投資することの重要性はご理解いただけたと思います。
そして、勉強スイッチを作り、環境を作りましょう。
そうしたら、あとは小さな目標を立てて、毎日成功した記録をとっていきましょう。
その成功を意識する回数が増えるように、自分の生活でよく目に入る位置にその記録を設置すればバッチリです。
簡単なようで難しい、でも大事なことです。
お互い、ガンバりましょう!