社会人の勉強で英語は絶対外せない!学生以上にシビアな世界も‼

社会人の勉強で業種によらず挙がるものの1つに英語があります。

英語できた方がいいのはわかるけど、外国いかないしなぁ

とか

うちの会社は国内にしか拠点がないから

とか、やらない言い訳はいくらでも出てきます。

が、社会人の勉強で英語は必須です。

というよりも、英語はできないと困ります。

大学・大学院の6年間、塾講師として大学受験生に英語を教えていた私の考えや経験とともに、英語の勉強について共有していきます。

社会人の皆さんの英語の勉強のモチベーションの一端を担うことができれば幸いです!

 

社会人にとっての英語

そもそも、学生と社会人にとって、英語の位置づけが異なります。

学生は入試や普段の学校生活で使ったり勉強したりする科目の1つです。

大学受験を考えると、文系・理系関係なく、重要度の高い科目と言えます。

 

しかし、社会人にとってはそれ以上に重要です。

 

その理由はTOEICです。

英語の試験のTOEICが広く日本で行われるようになってから、

TOEICのスコアが非常に重要視されています。

就活生であれば、TOEICのスコアカードが英語の基礎力の担保になります。

そして、社会人は最も客観的にその人の価値を測るものさしにもなります。

転職を考えたとき、次の職場が前職の仕事と関連があったり、

その仕事に理解があったりするとは限りません。

そうなると、前職での成果をなかなか公正にジャッジできません。

そこで出てくるのがTOEICです。

日本中広く行われている分、

・どれくらい取れたらすごい

・どれくらいはないと恥ずかしい

などなど、そういった指標まで知れ渡っています。

そのため、その人の能力を客観的に測りやすいんですね。

 

そして、英語力はもちろんのこと、

「このくらいの点数取れる分の努力はできる人材だ」

と思われます。

逆もまたしかり、ですよ。

 

ストレートに言えば、英語(主にTOEIC)は社会人の価値を決める指標のひとつなのです。

 

ちなみにこの話、私が社会人1年目で入社してすぐに言われたことなんです。

「転職するときも必ずTOEICみられるからちゃんとやっとけよ」と。

人事担当の先輩社員が語ってましたね(笑)

入社してすぐ転職の話をされるとは思いませんでしたが、実際真実だと思います。

就活の際は、TOEIC600点未満の学生は面接しない、と公言している企業もありました。

それくらい今の社会は英語を重視しています。

 

それだけでなく、大学を卒業した人であれば、

中学校の3年間、高校の3年間、大学の4年間の

計10年、学び続けた学問になります。

学部学科によらず、英語はみんな共通で勉強します。

なので、「英語はできて当たり前」ともみられます。

できて当然、そう思われているものが社会人の英語能力です。

 

英語ができないとどうなるか

では、英語ができないとどうなるか。

大きなデメリットが少なくとも3つあると私は考えています。

それは、

・出世ができない

・情報収集ができない

・仕事をするうえで困る

です。

 

① 出世ができない

これ、出世どころか昇給にも絡んでくる会社も多いと思います。

私の勤務先も、TOEIC○○点以上が昇給や出世の条件になっています。

逆に、TOEICの点数が良ければボーナスが出る企業もあるんですよ。

少し話がそれましたが、英語に出世が阻まれる、なんてことも現実には起こります。

 

② 情報収集ができない

これ、すっっっごく大きなデメリットです。

インターネットのおかげで最新の情報にもアクセスしやすくなったのは事実です。

事実ですが、最先端の情報はやはり英語です。

インターネットで検索すると、日本語での検索と英語での検索ではヒット数が全然違います。

どんな業種でも、新しいことやるためには情報は必須です。

その情報が集められないのは本当にあなたの仕事の足を引っ張ります。

というよりも、英語を使えない人は、英語が使えないデメリットにも気づくことができません。

そんな悲しい状態に陥らないよう、社会人こそ英語を勉強すべきですね。

 

③ 仕事をするうえで困る

②との関連もありますが、日本で生産されていない特別な機械や装置などは外国から仕入れるしかありません。

そうなると、必然的に説明書は英語になります。

英語の冊子が届くんですよ、一緒に。

英語できないとこの段階で仕事は止まりますよね(笑)

新しい装置を買って、説明書開いて、英語だと気づいて、説明書閉じる、みたいな(笑)

実際はそれでも何とかしないといけないんですけど、英語ができるできないでこの間にかかる時間は大きな差となります。

というより、説明書の内容読み間違えてたらもっと悲劇です。

安全に関することだったらなおさらです。

そうならないためにも、最低限の英語の知識は必要なんです。

 

正しい英語の勉強法

じゃあどうすればいいんだ、私は英語が苦手だ!

そもそもどうやって英語を勉強したらいいんだ!

という声が聞こえてきますが、安心してください。

塾講師時代、担当していた生徒がセンター試験の英語で塾内トップになる現象を何度も経験した私が、自分の勉強や指導経験をもとに、社会人向けの英語の勉強をお伝えしていきます。

 

何より大事なのは文法です。

え?学校と一緒じゃん…

と思いました?

はい、一緒なんですよ。

英文法は、言うなれば英語の世界のルールなんです。

サッカーのルールを知らずにワールドカップ優勝できますか?

そういうことです。

我々大人は子供と違い、論理的に説明を理解することができるので、

ルールを正しく理解し、活用する練習をすれば英語は必ずできるようになります。

めんどくさがらず、英文法をやってください。

 

そして、フレーズの暗記

英会話などでも、よく使う表現などを紹介されますが、これと同様です。

社会人である我々は、英語を道具として使いこなさなければ意味がありません。

そこで、なんとなく英語を勉強するのではなく、

自分の仕事の中で登場するものを片っ端から覚えていってください。

こればっかりはご自身で選んでいただかなければなりません。

 

人文社会学の分野にいる人と医療の世界にいる人が同じ語彙なわけありませんよね(笑)

なので、自分に関係のある分野だけに絞って、なじみのあるものを覚えてください。

 

なぜ暗記の必要があるかというと、自分の脳に英文のストックを増やすためです。

話すでも書くでも、自分の中に知っているフレーズなどがなければアウトプットできません。

なので、必要なものをとにかくインプットしていきましょう。

 

並行してやらなければならない音読

そして音読です。

声に出して読めないものは絶対に聞き取ることができません。

英語圏の人と話す機会も今後増えてくると思います。

そこで意思疎通するためには絶対に聞く力と話す力が必要です。

音読は聞く力と話す力を同時に鍛えることができるコスパ最強の勉強法です。

是非、出会った英文を何度も何度も繰り返し音読してみてください。

 

まとめ

今回は、社会人にとっての英語は皆さんの価値を決める指標の一つであることを説明しました。

そして、英語ができないと出世や昇給もできず、情報収集や実務でもハードルが上がってしまうことをお伝えしました。

そういった現状を打破するために、英文法・フレーズの暗記・音読という勉強」を提案させていただきました。

繰り返しになりますが、社会人の勉強で英語は外せません。

是非、前向きに取り組んでみてください。

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