社会人で仕事が覚えられない人が多い?最初はできなくて当たり前

社会人になり「仕事が覚えられない」というフレーズを耳にすることがありませんか?

特に、新社会人の方の多くはこの状態になるのではないのでしょうか。

一人前になりたい、仕事ができるようになりたい、とだれもが考えると思います。

今回の記事では、仕事ができるとはそもそも何なのかを説明し、私なりの仕事ができる人へのなり方を共有しようと思います。

最後に、私が実践していることを紹介します。

社会人は仕事が覚えられないと感じるシーンがたくさんあると思いますが、この記事は状況改善のきっかけになると思いますので、是非最後までお付き合いください。

 

そもそも仕事ができるとは?

社会人になって誰しも、「もっとはやく仕事を覚えるのが早かったらな」と考えると思います。

そして、仕事ができる人材になって給料アップして…と願うのではないでしょうか。

そのとき、是非考えてほしいことがあります。

それは「仕事ができるとはどういうことか」ということです。

目標を立てたとき、その目標が具体的かつ計測可能な達成基準のあるものでなければ、評価自体ができません。

何を目指したり、望んだりしてもいいのですが、そうなるためには具体性が必須です。

それを頭に入れて、是非今一度「仕事ができるとはどういう状態か」を考えてみてください。

 

結論ですが、その答えは人それぞれです。

 

人それぞれである以上、その答えは書くことは誰もできないので、自分にとっての「仕事ができる」を深堀してみてください。

とは言いつつも、ここから先は私なりの考えを紹介していきますので、参考にしていただけたら幸いです。

 

まず、サラリーマンである我々は会社に雇われています。

会社目線・経営者目線で言えば、仕事ができる社員とは、会社に利益を運び込んでくれる人材になると思います。

実際、自分が社長だとしたら、利益をどんどん生み出してくれる社員さんって最高ですよね。

コイツ、できるぞ!ってなりますよね(笑)

利益を運び込むためにはあらゆる知識・技術を吸収して活用して新しいものを生み出さなければなりません。

そうなると、今のままではまずいわけですね。

成長しなければなりません。

しかも、できるだけはやい速度で。

はやい速度で成長するためには、無駄なことをどんどん省かなければいけません。

しかし、「人生、無駄なことは一つもない」というように、日々全力で取り組んでいれば基本的にそれらは自分にとってプラスになると私は考えています。

右も左もわからないが、わからないなりにがむしゃらにガンバるということも、時には重要な経験になると思います。

そう考えると、日々全力で仕事をしているとしたら、意外と無駄なこと・省略できることって少ないんですよね。

ですが、一つだけ、はっきりと「なくすべきだ!」と断言できることがあります。

それは、「二度目の指導」です。

同じことを二度以上教わることは、教わる側も教える側も損失しかありません。

困ったら聞いて、と言ってくれる上司や先輩もいますが、一度教えたことはそこできちんと消化して吸収するべきです。

なので、私にとって仕事ができる人は「一度で完璧に吸収できる人」です。

言い換えれば、同じことを二度質問しない人です。

 

目指すべきは「同じことを二度教わらない」

素早い成長のためにすべての人がやるべきと思うことをお伝えします。

結論:メモを取りまくり、振り返りまくる

これにつきます。

 

良くも悪くも、自分の頭を信じすぎないでください(笑)

あれなんだっけな…という現象が今まで一度も訪れたことがない人以外は、メモ取りましょう。

その場のメモでその後、同じことで繰り返し時間を使わなくて済むのだから…。

 

そして、メモを振り返る癖をつける。

ただ書いておしまいではなく、定期的に戻って何を学んだかを思い出しましょう。

絶対に、「あ、こんなことも教わったわ!」ってなりますから(笑)

 

私の場合は常にA4のノートと小さな手帳のようなメモ帳を常備しています。

そして、翌日の朝には前日に取ったメモを振り返るようにしています。

このテーマ、すごく短いですが、伝えるべきことは伝わったと信じてます!

 

【我流】仕事の吸収速度アップの実践集

最後に、メモ以外で私が実践している自己流の仕事の吸収速度アップ術を紹介します。

 

① 朝の時間に早めの出社

朝の時間は絶対に活用すべきです。

自己投資だと思って会社に早めに出社してみてください。

そして、すぐにその日やるべきことをひたすら書き出します。

何をどこまでいつやるかを、前日の業務内容やその他の納期と照らし合わせて頭の中でシミュレーションします。

朝のちょっとした時間の準備で始業までに「あとはやるだけ状態」を準備してしまうのです。

それが終わったら関連分野の勉強です。

最近は会社から求められている資格を取得するための勉強をしています。

電話もメールも来ないので、朝は非常に仕事が進みやすいです。

個人的に超おすすめです。

生活習慣も改善されますし(笑)

 

② 知識集積ノートの作成

私自身、字が非常に雑で、記憶力も肘驚くほど悪い人間です。

あきれることもあるくらいに(笑)

ですから、自分で大丈夫だと思ったことを徹底的に疑います。

必ずわからなくなるというつもりでいるのです。

そうなると、復習と、次にその情報にアクセスしやすくなるように準備しておこうとなりました。

前述の通り、私は字が汚いです。

そして、教わっている最中は教えてくれている人にも申し訳なくてすべてを事細かにメモすることはできません。

なので、一週間もしたら解読不能の古代文字になってしまいます(笑)

そうしたらアクセスできないので、その日のうちに自分で読める程度のクオリティの字で、教わったことを蓄積する用のノートに思い出しながら書き出すようにしています。

そうすることで、その日のうちに復習でき、次に困ってもきちんとアクセスできる状態が出来上がります。

これらを続けることで、自分専用の手順書兼作業記録が出来上がります。

これ、努力の足跡にもなるので、「お!こんなにガンバったのか!」という成果も感じることができるのでお勧めです。

小さな努力の積み重ねが後々大きな威力を発揮することになりますよ。

 

③ 黒歴史ノートの作成

黒歴史ノートと書くとおどろおどろしい感じですが、自分の失敗の記録です。

このノートに書くのは、自分が反省すべきと感じたことです。

 

書く項目はその時の内容によって変わりますが、たいていの場合は

・何をやらかしたか

・どうすべきだったか

・なぜそのような失敗をしたか

・どうすればそれを繰り返さないで済むか

などを書くようにしています。

 

失敗と向き合うことはしんどいですが、きちんと向き合って言語化すれば同じようなミスは激減すると思います。

失敗も管理し、その失敗も減らすことができれば、私の考える「仕事のできる人」にグッと近づくことができると考えています。

また、人間は忘れる生き物なので、自分がどんな失敗をしていたかもどんどん忘れていきます。

それと同様に、どんなことを考えていたかも忘れていきます。

この黒歴史ノートは自分の思考や行動の癖を知るためにも役立てることができると思います。

 

まとめ

この記事では、社会人が誰しも直面する「仕事が覚えられない」について取り上げてみました。

仕事ができる、という状態は人それぞれ異なるので、まずは自分の目指すべき「仕事ができる人」像を深堀してみてください。

私の意見としては、同じことを繰り返し教わらない人です。

そのために、とにかくメモを取り、定期的に振り返るようにお伝えしました。

教わる側・教える側の双方にメリットがある行動です。

さらなるブラッシュアップのために、私は、

① 朝の時間の活用

② 知識蓄積ノートの作成

③ 黒歴史ノートの作成

を実践しています。

メモを取って振り返ることにプラスして、私が実践していることを少しでも参考にしていただけたら幸いです。

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